背景を選択

文字サイズ

視覚障害

盲目とは?定義や、仕事、生活について紹介

白杖の女性とガイドヘルパーの足元の写真。

この記事では、「盲目」についてまとめています。

「盲目」という言葉の意味、また盲目になる原因や盲目の人の仕事、生活などについてまとめました。

盲目とは

盲目とは、病気や怪我が原因で、視力がなく目が見えない人、目が見えない状態を指します。「失明」とは視力を失うことそのもので、「盲目」とは失明により起こった状態を意味します。また、盲目は全盲とほぼ同じ意味で使われています。

盲目になる原因

白杖の男性とガイドヘルパーの足元の写真

目が見えなくる原因は、眼球や視神経を損傷したり、視覚情報を脳機能が認識できなかったりと様々です。

生まれつき

網膜色素変性症、未熟児網膜症などの先天的な疾患で視力がなく、目が見えない人もいます。

病気

白内障、網膜剥離、黄斑変性症など後天的な病気により、視力が低下したり、なくなったりすることがあります。ただし、これらの病気が必ず盲目になるわけではありません。

事故

交通事故で目や脳を損傷した時に目が見えなくなるケースがあります。

盲目の人の仕事

ノートパソコンを使っている視覚障害者の写真。

ここでは盲目の人が就いている仕事について紹介します。また、視覚障害者の職業については、こちらの記事でも紹介しています。

参考:
視覚障害者の仕事は?職種の例を、統計や当事者のコメントとともに紹介 | Spotlite(内部リンク)
視覚障害者の就職支援サポートとは?就業者の多い仕事や就職時のポイントも解説 | Spotlite(内部リンク)

あんま

あんまマッサージ指圧師になる方は、視覚障害者の中でも60%以上にのぼります。国家資格免許を取得し、治療院で働いたり、企業の福利厚生として従業員の健康増進を図るヘルスキーパーとして勤務するなど、働き方は様々です。

プログラマー

専門性を身につける必要はありますが、プログラマーやエンジニアとして働く視覚障害者もいます。スクリーンリーダーを活用して、音声も使いながらコードを書いたり、修正したりします。

参考:「視覚障害者とエンジニアの仕事は相性が良い」。仕事のしやすさと課題を当事者に聞く | Spotlite(内部リンク)

事務職

事務職に関しても、IT化が進み、画面を読み上げるスクリーンリーダーを活用しながら活躍する視覚障害者が増えています。

一方で、まだまだ職業の選択肢は限られています。職業選択の幅が広がり、自分のやりたい仕事ができる視覚障害者が一人でも増えるよう、私たちも啓発活動に取り組んでいきたいです。

盲目の人の生活の様子

町の中を歩く白杖の女性。蕎麦屋があり、その前に自転車やバイクが止まっている。

盲目の人がどのように生活を送っているのでしょうか。普段の生活の様子がわかれば、どんなときに晴眼者のサポートを求めているのか判断しやすくなります。

詳しくは以下のページで紹介しているので、参考にしてみてください。

参考:視覚障害者の生活とは。部屋の中や仕事、趣味など暮らしの様子を紹介 | Spotlite(内部リンク)

盲目の人が使う道具

盲目の人が使う道具は、以下のようなものがあります。

詳しい解説は、こちらを参考にしてみてください。

参考:視覚障害者の生活の助けになる便利な道具。購入やレンタルする方法も紹介 | Spotlite(内部リンク)

小型点字器で点字を打っている様子。

最後に

この記事では、盲目の言葉が持つ意味、視覚障害者がどのように生活をしているのか解説しました。

ひとくちに視覚障害者といっても、見え方や生活の様子、また職業も様々です。もし、街なかで困っている様子の視覚障害者を見かけたら「お困りのことはありませんか?」と一言かけてみてください。

Spotliteでは、視覚障害者の外出時にガイドヘルパーを派遣する障害福祉サービス「同行援護」の事業所を運営しております。利用者、ヘルパーともに、若年層中心の活気ある事業所です。余暇活動を中心に、映画鑑賞やショッピング、スポーツ観戦など、幅広いご依頼に対応しています。お気軽にお問い合わせください。

LINEアカウントはこちら(外部リンク)

SpotliteのLINEアカウントにアクセスするQRコード

※ 当事務所は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、および香川県に対応しています。

この記事を書いたライター

Spotlite編集部

Spotlite編集部は、編集長で歩行訓練士の高橋を中心に、視覚障害当事者、同行援護従業者、障害福祉やマイノリティの分野に精通しているライター・編集者などが協力して運営しています。

他のおすすめ記事

この記事を書いたライター

この記事を書いたライター

Spotlite編集部

Spotlite編集部は、編集長で歩行訓練士の高橋を中心に、視覚障害当事者、同行援護従業者、障害福祉やマイノリティの分野に精通しているライター・編集者などが協力して運営しています。

他のおすすめ記事