介護職のガイドヘルパーの中でも、視覚障害者のガイドヘルパーを「同行援護従業者」と呼びます。同行援護従業者とはどのような仕事なのでしょうか。
この記事では視覚障害者のガイドヘルパーである同行援護従業者に必要な資格と業務内容、そして利用方法を解説します。
視覚障害者のガイドヘルパーとは
視覚障害者のガイドヘルパーである同行援護従業者になるためには、必要な資格があります。
また、視覚障害者がガイドヘルパーである同行援護を利用するには、必要な手続きがあります。
利用するための手順はこの記事内にあります。参考にしてください。
記事内リンク:視覚障害者が、ガイドヘルパー(同行援護)を利用するには?
ガイドヘルパーは、同行援護という制度のなかで視覚障害者をサポートします。同行援護の詳細は、以下の記事で紹介しています。
参考:同行援護とは?支援内容や対象者・移動支援との違いを解説 | Spotlite(内部リンク)
またガイドヘルパーには、視覚障害者を対象とするもののほかに、全身性障害者ガイドヘルパー、知的障害者ガイドヘルパーがあります。これらの詳細は、以下の記事で紹介しています。
参考:ガイドヘルパーとは?資格や働き方について解説 | Spotlite(内部リンク)
視覚障害者のガイドヘルパー、同行援護従業者の業務内容
視覚障害者のガイドヘルパー、同行援護従業者の仕事内容は、主に以下の3点です。
- 代筆・代読などの外出時の視覚的情報の支援
- 移動や外出先での移動の援護
- 排泄・食事などの介護やその他必要な援助
視覚障害者の外出時のサポートをする仕事になります。
視覚障害者のガイドヘルパー、同行援護従業者になるには?
同行援護従業者に必要な資格
視覚障害者のガイドヘルパーになるためには、同行援護従業者養成研修を受講する必要があります。同行援護従業者養成研修には一般と応用の2種類があり、どちらも受講料金は2〜4万円程度です。
また、研修期間は2〜3日です。研修内容は、福祉サービスの基本的な知識から同行援護の心構えなどの講義、そして実務訓練まで多岐に渡ります。
同行援護従業者の資格取得については、以下の記事も参考にしてください。
参考:同行援護従業者とは?資格要件や養成研修の内容を解説 | Spotlite(内部リンク)
視覚障害者が、ガイドヘルパー(同行援護)を利用するには?
ここからは視覚障害者のガイドヘルパー、同行援護従業者の利用方法について紹介します。
同行援護を利用するまでの大まかな流れは以下のとおりです。
- 市区町村の福祉の窓口で利用申請をする
- サービス等利用計画を作成し提出する
- 市区町村での支給が決定される
- 受給者証を受け取る
- 同行援護の事業所と契約する(受給者証が必要)
同行援護の利用方法は、下記の記事をご覧ください。
参考:同行援護とは?支援内容や対象者・移動支援との違いを解説 | Spotlite(内部リンク)
最後に
視覚障害者のガイドヘルパーである同行援護従業者になるためには、指定された研修を受講して資格を取得することが必要です。また、視覚障害者がそのサービスを利用するには行政での手続きも必要になります。
ガイドヘルパーを活用することで、視覚障害者はさまざまな場所に行きやすくなります。
また、ガイドヘルパーにとっても、新たな経験を得られることもあります。視覚障害のガイドヘルパーについて、知ってもらえたら嬉しいです。
視覚障害者の同行援護利用体験については以下の記事を参考にしてください。
参考:
ガイドヘルパーの目を通して見る博物館。同行援護に密着 | Spotlite(内部リンク)
「人混みも騒がしさも、同行援護を利用すれば大丈夫」安心・充実のイベント参加 | Spotlite(内部リンク)
ガイドヘルパー経験者の体験談については、以下の記事を参考にしてください。
参考:「毎回楽しく同行援護してました!」元大学院生ガイドヘルパーが体験を振り返ってくれました | Spotlite(内部リンク)
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