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お出かけ

台東区のおでかけスポット10選!視覚障害者の同行援護におすすめ

台東区のおすすめスポット10選のバナー。紅葉、桜などの画像をコラージュしている

上野、浅草という東京観光を代表するエリアがある台東区。大きな公園やミュージアム、下町情緒を感じる街歩きなど、同行援護を利用したおでかけにもおすすめのスポットが、コンパクトな範囲に集まっています。今回は、そんな台頭区のおすすめおでかけスポットを10か所ご紹介します。


1. 上野恩賜公園

上野駅からも近く、広い公園内をめぐることができます。ベンチも多いので、疲れたら休憩もとりやすいです。美術館、博物館、動物園などの文化施設が集中しているのも魅力です。花や季節のイベントで人出が増える時期は、午前の早い時間から出かけると落ち着いて楽しめます。

  • 住所:台東区上野公園5-20
  • アクセス:JR「上野駅」公園口から徒歩2分ほか
  • 公式サイト:上野恩賜公園(外部リンク)

上野公園で同行援護を利用して散策した様子を記事にしています。以下のリンクからお読みいただけます。

園内の不忍池で、同行援護を利用してボートに乗ってみた様子も、以下のリンクからお読みいただけます。


2. 東京国立博物館

日本美術、東洋美術の名品を鑑賞できます。常設展と特別展のどちらも見応えがあるため、テーマを絞ってめぐるのもいいかもしれません。館内ベンチや休憩スペースを活用しながら、自分のペースで楽しめます。バリアフリー展示企画をやっていることもあるので、ぜひ事前に確認してみてください。同行援護を利用して、展示内容をより詳しく鑑賞するのもおすすめです。

  • 住所:東京都台東区上野公園13-9
  • アクセス:JR「上野駅」公園口から徒歩約10分ほか
  • 公式サイト:東京国立博物館(外部リンク)

東京国立博物館で、同行援護を利用して鑑賞した様子を記事にしています。以下のリンクからお読みいただけます。


3. 国立科学博物館

2万5千点以上の展示からなる日本最大級の科学博物館。体験型展示から標本展示まで幅広く、フロアごとに展示内容や展示方法の変化も楽しめます。多言語に対応した音声ガイドがあり、障害者手帳を提示すれば無料で借りられます。希望する場合は入り口近くの貸し出しカウンターまで申し出てください。

  • 住所:東京都台東区上野公園7-20
  • アクセス:JR「上野駅」公園口から徒歩約5分ほか
  • 公式サイト:国立科学博物館(外部リンク)
上野公園の西郷隆盛の銅像の前を歩く視覚障害者とガイドヘルパー。

5. 東京都美術館

1926年、日本で初めての公立美術館として開館しました。「すべての人のアートの入口となる」ことをミッションのひとつにかかげています。定期的に「障害のある方のための特別鑑賞会」も開催されています。特別鑑賞会は事前申込制なので、事前に公式サイトなどを確認するのがおすすめです。

  • 住所:東京都台東区上野公園8-36
  • アクセス:JR「上野駅」公園口から徒歩約7分ほか
  • 公式サイト:東京都美術館(外部リンク)

6. 上野動物園

1882年に日本で最初の動物園として開園しました。園内は広く、東園と西園に分かれており、約300種3,000点の動物が飼育されています。広いので、園内マップを事前に確認しておくと安心です。同行援護を利用して、動物の様子など視覚情報を補完することも検討してみてください。

  • 住所:東京都台東区上野公園9-83
  • アクセス:JR「上野駅」公園口から徒歩約5分ほか
  • 公式サイト:上野動物園(外部リンク)
上野動物園の入り口前で、大道芸を鑑賞する視覚障害者とガイドヘルパー。背景には上野動物園の大きな看板が見える。

7. 浅草寺

1400年近い歴史を持つ寺で、正式には金龍山浅草寺といいます。雷門から仲見世通りを抜け、本堂へと続く参道は国内外の観光客で賑わっています。混雑が気になる日は朝の時間帯を選ぶと安心です。参拝後は周辺のカフェで休憩するのもおすすめです。段差や混雑が心配な方は同行援護の利用もご検討ください。

  • 住所:東京都台東区浅草2-3-1
  • アクセス:東京メトロ銀座線・東武スカイツリーライン・都営浅草線「浅草駅」から徒歩5分
  • 公式サイト:浅草寺(外部リンク)

8. 浅草文化観光センター

雷門の向かいに立つ観光案内拠点です。施設のコンセプトは「探せる・見せる・支える」で、台東区の観光情報が4か国語(日本語、英語、中国語、韓国語)で提供されています。また、館内エレベーターを使って上階の展望テラスに上がることもできます。同行援護を利用して、高い位置からの浅草の街の様子をガイドヘルパーと一緒に見るのもいいかもしれません。

  • 住所:東京都台東区雷門2-18-9
  • アクセス:東京メトロ銀座線「浅草駅」出口2から徒歩1分ほか
  • 公式サイト:浅草文化観光センター(外部リンク)

9. 隅田公園

東京都内に3箇所ある関東大震災後の復興大公園のうちのひとつです。隅田川に沿って南北に長く広がっていて、隅田川沿いの遊歩道をスカイツリーを眺めながらのんびり歩けます。桜の季節や花火大会の時期は賑わうため、静かに過ごしたい場合には平日午前がねらい目です。浅草から川沿いに短距離の散歩もおすすめ。遊歩道に沿ってガイドランナーとジョギングをするのも楽しいかもしれません。

  • 所在地:台東区花川戸・浅草・今戸一帯(台東区側)
  • アクセス:各線「浅草駅」から徒歩5~7分
  • 公式情報:隅田公園(外部リンク)

10. かっぱ橋道具街

浅草と上野の中間にあり、食関連の専門店が集まっています。南北約800mの商店街には、約170の調理器具や食品サンプルの専門店が並んでいます。交差点や横断歩道が連続するため、不安な方は同行援護の利用もご検討ください。

  • エリア:東京都台東区松が谷 3-18-2
  • アクセス:東京メトロ銀座線「田原町駅」徒歩5分ほか
  • 公式サイト:かっぱ橋道具街(外部リンク)

さいごに

台東区は、公園、ミュージアム、寺社、商店街が近接しており、状況に合わせてルートを組めるのが特徴です。初めての場所や人混みが不安な場合は同行援護の活用をぜひご検討ください。季節のイベントや休業期間もありますので、おでかけ前には各施設の公式サイトや問い合わせ窓口で最新情報を確認してみてください。もしほかにも「ここが良かった!」という台東区のおすすめスポットがありましたら、ぜひ情報をお寄せください!

記事内写真撮影:Spotlite
編集協力:株式会社ペリュトン

Spotliteでは、視覚障害者の外出時にガイドヘルパーを派遣する障害福祉サービス「同行援護」の事業所を運営しております。利用者、ヘルパーともに、若年層中心の活気ある事業所です。余暇活動を中心に、映画鑑賞やショッピング、スポーツ観戦など、幅広いご依頼に対応しています。お気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いたライター

Spotlite編集部

Spotlite編集部は、編集長で歩行訓練士の高橋を中心に、視覚障害当事者、同行援護従業者、障害福祉やマイノリティの分野に精通しているライター・編集者などが協力して運営しています。

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