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お出かけ

豊島区のおでかけスポット10選!視覚障害者の同行援護におすすめ

豊島区は、東京23区内で最も人口密度が高いエリアです。ショッピングやグルメ、アートや歴史文化まで、視覚障害者が同行援護を活用しながら楽しめるスポットも多くあります。今回は、そんな豊島区のおすすめスポットを10か所ご紹介します。


1. サンシャインシティ

池袋東口エリアにあるサンシャインシティは、オフィスやホテル、ショッピングモールやプラネタリウムなどが揃う巨大な複合商業施設です。人気キャラクターショップやレストランが充実していて、多種多様なイベントも開催されています。ヘルパー資格を持つスタッフが、買い物やおでかけ先までの道案内をサポートしてくれる「ガイドヘルパーサービス」も利用できます。

  • 住所:東京都豊島区東池袋3-1
  • アクセス:JR各線・私鉄各線「池袋駅」東口より徒歩約8分。東京メトロ有楽町線「東池袋駅」6・7番出口より地下通路直結徒歩約3分。
  • 公式サイト:サンシャインシティ(外部リンク)

2. サンシャイン水族館

「天空のオアシス」をコンセプトに、サンシャインシティの屋上に広がる都市型の水族館です。550種、23000もの生き物が暮らしています。見どころは、空を飛ぶように泳ぐペンギンや、日本最大級の横幅を誇るクラゲ水槽です。都会にいながら癒やしとワクワクを感じられる、デートやファミリーのお出かけにもぴったりのスポットです。

  • 住所:東京都豊島区東池袋3-1-3 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル屋上
  • アクセス:JR「池袋駅」東口より徒歩約8分。東京メトロ有楽町線「東池袋駅」より徒歩約3分。ほか
  • 公式サイト:サンシャイン水族館(外部リンク)

3. ナンジャタウン(NAMJATOWN)

サンシャインシティの2階に位置する屋内型テーマパーク。昔ながらのレトロな街並みやお化け屋敷のようなエリアなど、雰囲気の違う3つの街で構成されています。グルメもアトラクションも一度に楽しめる、子どもから大人まで童心に返って夢中になれる空間です。雨の日のお出かけ先や、ちょっと変わったデートにもいかがでしょうか。

  • 住所:東京都豊島区東池袋3-1-3 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル2階
  • アクセス:JR「池袋駅」東口より徒歩約8分。東京メトロ有楽町線「東池袋駅」より徒歩約3分。
  • 公式サイト:ナンジャタウン(外部リンク)

大都市の繁華街の中を会話しながら歩く白杖の人とガイドヘルパー。広い歩道で、背景には百貨店など大きなビルが見える。

4. 東京芸術劇場(グローバルリング)

池袋西口にある文化スポットといえば東京芸術劇場。大小4つのホールを備えた都立の劇場で、コンサートやミュージカル、演劇や伝統芸能まで、幅広い公演が行われています。近年、劇場前の広場は、GLOBAL RING(グローバルリング)と呼ばれる野外ステージ付きのイベント広場として再整備されました。音楽ライブやキッチンカーが出店する催しも開かれ、誰でも気軽に立ち寄れる憩いの場となっています。

  • 住所:東京都豊島区西池袋1-8-1
  • アクセス:JR・私鉄各線「池袋駅」西口より徒歩約2分(地下通路2b出口直結)。
  • 公式サイト:東京芸術劇場|Tokyo Metropolitan Theatre(外部リンク)

ガイドヘルパーと視覚障害者の女性が、緑の多い公園の遊歩道を歩いている。

5. 南池袋公園

池袋駅東口から徒歩5分ほどで行ける南池袋公園は、昔ながらのビル街に突如現れる緑豊かな公園です。。広場中央の芝生エリアでは、天気の良い日には子どもが裸足で駆け回り、大人はレジャーシートを敷いてピクニックを楽しんでいます。週末にはフリーマーケットやマルシェなどのイベントが開催されることもあり、地域の交流拠点にもなっています。都会の喧騒を忘れて、のんびりリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。


6. 巣鴨地蔵通り商店街(とげぬき地蔵)

「おばあちゃんの原宿」の愛称で知られる巣鴨地蔵通り商店街。どこか懐かしい下町情緒あふれる通りが、約800mにわたって続いています。名物は塩大福や赤パンツ。名店には、全国から観光客が訪れます。。商店街の中ほどにある高岩寺(とげぬき地蔵尊)では、「自分の悪いところを洗うと治る」という伝説で知られる「洗い観音」を目当てに、参拝客の列が絶えません。

  • 住所:東京都豊島区巣鴨4-22-8(地蔵通り商店街入口)
  • アクセス:JR山手線「巣鴨駅」正面口より徒歩約5分。都営三田線「巣鴨駅」A3出口より徒歩約2分。都電荒川線「庚申塚駅」より徒歩約2分。
  • 公式サイト:巣鴨地蔵通り商店街公式ページ(外部リンク)

7. 雑司ヶ谷 鬼子母神堂

子育て・安産の神様として信仰される鬼子母神(きしもじん)を祀る雑司ヶ谷鬼子母神堂。本殿は、国の重要文化財にも指定されています。「安産祈願や子どもの成長を願う多くの参拝者で賑わいます。名物の“すすきみみずく”(フクロウの形をした縁起物のお守り)は、かつてお会式で授与されていました。豊島区では、平成29年にこの「すすきみみずく製作」を区の登録無形文化財に認定し、現在では保存会の方が製作体験などをおこなっています。

  • 住所:東京都豊島区雑司が谷3-15-20
  • アクセス:東京メトロ副都心線「雑司が谷駅」1番出口より徒歩5分。都電荒川線「鬼子母神前」停留所より徒歩2分。JR山手線「目白駅」より徒歩約15分。
  • 公式サイト:雑司ヶ谷鬼子母神堂(外部リンク)

8. 乙女ロード(アニメイト池袋本店)

秋葉原が“男性オタクの聖地”とすれば、池袋は“女性オタクの聖地”といわれています。 女性向けアニメ・マンガ・ゲーム関連ショップが集まる、通称 「乙女ロード」 。中でもランドマーク的存在が アニメイト池袋本店です。店内には約10万点もの漫画・グッズが並び、作品の世界観に浸れるカフェや小劇場も併設された、世界最大級のアニメショップです。平日でも多くの女性で賑わっており、サブカル好きには必見のエリアです。

  • 住所:東京都豊島区東池袋1-20-7(アニメイト池袋本店)
  • アクセス:JR・東京メトロ「池袋駅」東口より徒歩5分。
  • 公式サイト:アニメイト池袋本店(外部リンク

白杖の人とガイドヘルパーが、大都市の広い道路の横断歩道を渡り終えたところ。

9. トキワ荘マンガミュージアム

昭和の漫画黎明期を支えた若き漫画家たちが集い暮らしたのが、伝説のアパート「トキワ荘」。そのトキワ荘を再現し、漫画の歴史を伝える施設として新たにオープンしたのがトキワ荘マンガミュージアムです。かつては、手塚治虫や寺田ヒロオ、藤子不二雄Ⓐ・F、石ノ森章太郎、赤塚不二夫などの巨匠が暮らしていました。館内では、漫画家たちの原画や資料の展示、再現された仕事部屋を見学しながら、漫画文化の歴史に触れることができます。胸が熱くなる日本漫画史の聖地巡礼として、足を延ばしてみてはいかがでしょう。

  • 住所:東京都豊島区南長崎3-9-22(南長崎花咲公園内)
  • アクセス:都営大江戸線「落合南長崎駅」A2出口より徒歩5分。西武池袋線「東長崎駅」南口より徒歩10分。
  • 公式サイト:豊島区立トキワ荘マンガミュージアム(外部リンク)

10. 自由学園 明日館

池袋駅の西南に位置する自由学園 明日館(みょうにちかん)は、建築好きならぜひ訪れたい名建築です。大正10年(1921年)、教育者の羽仁吉一・もと子夫妻が創立した自由学園の校舎として、世界的建築家フランク・ロイド・ライトが設計しました。平成9年には、国の重要文化財に指定されました。一般見学のほか結婚式場やコンサート会場にも利用され、多くの人に親しまれています。近代建築と大正ロマンの雰囲気を堪能できる、隠れた名所です。

  • 住所:東京都豊島区西池袋2-31-3
  • アクセス:JR「池袋駅」メトロポリタン口より徒歩5分。東京メトロ副都心線「池袋駅」C3出口より徒歩7分。JR山手線「目白駅」より徒歩7分。
  • 公式サイト:重要文化財 自由学園明日館(外部リンク)

さいごに

サブカルチャーの最先端から、下町のんびり散歩、歴史と文化を感じる建築まで、幅広いジャンルの楽しみが詰まっています。。視覚障害のある方も、同行援護のヘルパーと一緒に訪れることで、視覚情報も加わって、音や香り、人々のにぎわいなどを立体的に感じ、より豊かな体験が楽しめるはずです。

ぜひ池袋・巣鴨・雑司ヶ谷・目白エリアへ実際に足を運んで、豊島区ならではの街歩きを楽しんでみてくださいね。

もしほかにも「ここが良かった!」という豊島区のおすすめスポットがありましたら、ぜひ情報をお寄せください!

記事内写真撮影:Spotlite
※記事内の写真はイメージです。紹介している「おでかけスポット」の写真ではありません。
編集協力:株式会社ペリュトン

Spotliteでは、視覚障害者の外出時にガイドヘルパーを派遣する障害福祉サービス「同行援護」の事業所を運営しております。利用者、ヘルパーともに、若年層中心の活気ある事業所です。余暇活動を中心に、映画鑑賞やショッピング、スポーツ観戦など、幅広いご依頼に対応しています。お気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いたライター

Spotlite編集部

Spotlite編集部は、編集長で歩行訓練士の高橋を中心に、視覚障害当事者、同行援護従業者、障害福祉やマイノリティの分野に精通しているライター・編集者などが協力して運営しています。

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