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お出かけ

大田区のおでかけスポット7選!視覚障害者の同行援護におすすめ

大田区のおすすめスポット7選のバナー。紅葉、桜などの画像をコラージュしている

羽田空港がある大田区は、都会的な施設から自然豊かな公園まで、視覚障害のある方も楽しめるスポットが数多くあります。今回は、同行援護を利用して訪れたい、大田区のおすすめスポット7か所をご紹介します。季節限定のイベントや人気の施設見学ツアーなど、ぜひ計画を立てて訪れてみてはいかがでしょうか。


1. JAL SKY MUSEUM

航空機の歴史と最新技術を体験できるJAL SKY MUSEUMは、視覚障害者も楽しめる体験型ミュージアムです。スタッフによる丁寧な説明付きのガイドツアーで、航空機の世界を深く理解することができます。

格納庫見学では、整備中の航空機を間近で感じることができ、エンジン音や機体の大きさを体感できます。見学は完全予約制で無料ですが、人気の施設のため、希望の日時の2〜3ヶ月前にはインターネットで予約することをおすすめします。

  • 住所:東京都大田区羽田空港3-3-2
  • アクセス:京急空港線「羽田空港国内線ターミナル駅」より徒歩13分
  • 公式サイト:JAL SKY MUSEUM|JAL企業サイト(外部リンク)

視覚障害者が飛行機を利用して旅をしたときの体験談を、以下の記事からお読みいただけます。


2. ANA Blue Hangar Tour

ANAの整備格納庫を見学できるツアーです。航空機の整備現場を間近で体験でき、航空機特有の匂いや音を感じることができます。スタッフによる詳しい説明付きで、普段は入ることのできない整備の現場を体験できるのは、全国的に見ても貴重なツアーです。

ツアーは完全予約制・無料で実施されています。開催日の14日前まで、電話での予約が必要です。予約開始と同時に埋まってしまうことも多いため、ANAの予約開始日をチェックして、早めに予約することをおすすめします。

白杖の男性と晴眼者の男性二人が、都会の並木道を談笑しながら歩いている。

3. 長栄山 池上本門寺

日蓮宗の大本山として知られる池上本門寺は、都内有数の桜の名所としても人気のスポットです。境内には約400本の桜が植えられており、ソメイヨシノ、山桜、しだれ桜、笹部桜など、様々な種類の桜を楽しむことができます。五重塔、参道の両脇を彩る桜の見応えは圧巻です。

毎年4月には桜まつりが開催され、境内には露店が並び、にぎやかな雰囲気を楽しむことができます。お寺特有の香りや、風鈴の音色も心地よく、視覚以外の感覚を使っても存分に日本の伝統文化を体験できます。

参考:ウォーカープラス「池上本門寺の桜(大田区) 見頃・桜祭り情報など」(外部リンク)

  • 住所:東京都大田区池上1-1-1
  • アクセス:東急池上線「池上駅」より徒歩10分
  • 公式サイト:池上本門寺(外部リンク)

4. 昭和のくらし博物館

昭和時代の一般的な家屋を保存・公開している博物館です。昭和の生活空間特有の匂いや雰囲気を体感できるのが特徴の博物館です。畳の感触や木造住宅特有の床のきしみ、障子を開け閉めする音など、五感を使って昭和の暮らしを体験することができます。

館内には当時の生活用品が多数展示されており、同行援護ヘルパーに情報提供してもらいながらめぐることで、より深く昭和の暮らしを理解することができるでしょう。

  • 住所:東京都大田区南久が原2-26-19
  • アクセス:東急池上線「久が原駅」より徒歩7分
  • 公式サイト:昭和のくらし博物館(外部リンク)

5. 池上梅園

約370本の梅が植えられた都内有数の梅園です。約2ヶ月にわたり、梅の花の香りを楽しむことができます。梅の開花時期である2、3月には休園日がないので、同行援護ヘルパーとおでかけするチャンスがたくさんあります。梅以外にも四季折々の花が咲いており、一年を通して自然を楽しむことができます。

園内は比較的平坦で歩きやすく整備されており、身体障害者とその介助者は入園料が無料になります。香りや風、鳥のさえずりなど、自然を五感で感じられる癒しのスポットです。

参考:文学と梅の香りに誘われて 馬込文士村・池上梅園(大田区)|東京都「とうきょう日和」(外部リンク)


6. 東京港野鳥公園

都会にいながら自然を存分に楽しめる野鳥公園です。園内には田んぼや雑木林、小川、淡水池、干潟などさまざまな環境があり、バリエーション豊かな自然を体験することができます。

野鳥のさえずりや波の音、潮の香り、風の感触など、視覚以外の感覚でも自然を楽しむことができます。身体障害者とその介添者は入園料が無料で、園内には休憩所も完備されています。野鳥の渡りの時期である春と秋には、特に多くの野鳥を観察することができます。

広い公園の中をガイドヘルパーと歩く視覚障害者の写真。

7. 洗足池公園

約200本の桜が植えられた桜の名所として知られる都立公園です。池を中心とした広大な公園では、水鳥のさえずりや水音、季節の風を感じることができます。春には桜の香りも楽しむことができ、心地よい時間を過ごすことができます。

園内には貸しボート施設もあり、同行援護ヘルパーと一緒にボート遊びを楽しむこともできます。池の周りには平坦な遊歩道が整備されており、散策も快適に楽しむことができます。

  • 住所:東京都大田区南千束2-2-1
  • アクセス:東急池上線「洗足池駅」より徒歩3分
  • 公式サイト:洗足池公園(外部リンク)

Spotliteコミュニティアンバサダーの北原さんが、ボートを体験した記事はこちらです。


さいごに

大田区には、視覚障害者も楽しめる魅力的なスポットが数多くあります。特に、JAL SKY MUSEUMやANA Blue Hangar Tourなどの人気施設は予約が必要で、すぐに枠が埋まってしまうことがあります。また、桜まつりや梅まつりなどの季節限定イベントもありますので、早めに計画を立てることをおすすめします。

もしほかにも「ここが良かった!」という大田区のおすすめスポットがありましたら、ぜひ情報をお寄せください!

記事内写真撮影:Spotlite
※記事内の写真はイメージです。紹介している「おでかけスポット」の写真ではありません。
編集協力:株式会社ペリュトン

Spotliteでは、視覚障害者の外出時にガイドヘルパーを派遣する障害福祉サービス「同行援護」の事業所を運営しております。利用者、ヘルパーともに、若年層中心の活気ある事業所です。余暇活動を中心に、映画鑑賞やショッピング、スポーツ観戦など、幅広いご依頼に対応しています。お気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いたライター

Spotlite編集部

Spotlite編集部は、編集長で歩行訓練士の高橋を中心に、視覚障害当事者、同行援護従業者、障害福祉やマイノリティの分野に精通しているライター・編集者などが協力して運営しています。

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