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お出かけ

中野区のおでかけスポット10選!視覚障害者の同行援護におすすめ

並木道を歩く視覚障害者とガイドヘルパー。

アニメやサブカルチャーのイメージが強い中野区ですが、商店街や公園、神社仏閣など、多様な文化が混在し、さまざまな魅力がある地域です。視覚障害者も同行援護を活用しながら楽しめるスポットが数多くある中野区。今回は、そんな中野区のおすすめスポットを10か所ご紹介します。


1. 中野ブロードウェイ

1966年に開業した複合商業施設で、サブカルの聖地として、国内外から多くのファンが訪れます。アニメ・漫画関連ショップやレトロ雑貨店、古着屋などが並び、散策するだけでも新しい発見があるスポットです。地域密着型のお店や飲食店が、マニアックなお店と混在しているのも魅力のひとつです。館内は比較的フラットな構造で、エレベーターやエスカレーターが設置されています。

  • 住所:東京都中野区中野5-52-15
  • アクセス:JR中央線・東京メトロ東西線「中野駅」北口より徒歩約5分
  • 公式サイト中野ブロードウェイ(外部リンク)

2. 中野サンモール商店街

中野駅北口から中野ブロードウェイへ向かうアーケード商店街で、全長約224メートルにわたって、飲食店、衣料品店、食料品店など多種多様な店舗が並びます。アーケードがあるため、天候を気にせず散策できます。人通りが多いので、同行援護を利用するのもおすすめです。

  • 住所:東京都中野区中野5丁目付近
  • アクセス:JR中央線・東京メトロ東西線「中野駅」北口よりすぐ
  • 公式サイト中野サンモール商店街振興組合(外部リンク)
人通りが多くにぎやかな大通り。人が行き交う交差点で横断歩道を白杖の人とガイドヘルパーがわたっている。

3. 桃園稲荷

境内に小さな社や鳥居が連なる、こぢんまりとした稲荷神社です。中野駅の南口、マルイの裏に位置しており、駅からも近くアクセスしやすいのが特徴です。人混みの中の静かなスポットとして、観光や買い物の合間に立ち寄って、お参りするのもいいかもしれません。

  • 住所:東京都中野区中野5-52付近
  • アクセス:JR中央線・東京メトロ東西線「中野駅」北口より徒歩約5分

4. なかのZEROプラネタリウム

中野区が運営する複合施設「なかのZERO」の西館にあるプラネタリウムです。直径15メートルのドームスクリーンに映し出される星空は迫力があります。解説員による生の解説で、星座や宇宙の知識をわかりやすく学べます。投映は基本的に土曜、日曜、祝休日のみです。事前に公式サイトや電話で確認してみてください。


5. 新井薬師梅照院

真言宗豊山派の寺院で、正式名称は「新井山梅照院薬王寺」。目の薬師様として広く知られており、目のご祈願のための護摩札や護摩木、「めめ絵馬」の奉納が可能です。また、眼病平癒のお守りを購入できます。2025年3月には、区内のボランティアグループが点訳した点字おみくじが始まる予定。境内には立派な本堂や緑豊かな木々があり、お地蔵様や観音様などのお参りスポットが多数存在します。段差が多いため、寺院では介添(ガイドヘルパーなど)の同行を推奨しています。

  • 住所:東京都中野区新井5-3-5
  • アクセス:西武新宿線「新井薬師前駅」より徒歩約6分
  • 公式サイト新井薬師(外部リンク)

参考:「自分で読める幸せ」東京で点字おみくじ登場へ 中国人留学生が発案 | 毎日新聞(外部リンク)


6. 中野区立中野四季の森公園

中野駅周辺の再開発エリアに整備された防災公園で、オフィスビル「中野セントラルパーク」に隣接しています。季節を楽しめる緑地と広々とした芝生広場があります。週末を中心に様々なイベントが開催され、家族連れやスポーツをする人など多くの人で賑わいます。

  • 住所:東京都中野区中野4丁目12~13
  • アクセス:JR中央線・東京メトロ東西線「中野駅」北口より徒歩約5分
  • 公式サイト中野四季の森公園(外部リンク)

7. 哲学堂公園

哲学者・井上円了によって1904年に創設された公園で、時空岡・四聖堂・六賢台など、哲学世界を視覚的に表現した、全国でも珍しい公園です。緑豊かな自然の中を散策しながら、考え事をするのもおすすめです。古建築物公開時には、公園ガイドを依頼できる場合もあります。詳しくは管理事務所までお問い合わせください。

  • 住所:東京都中野区松が丘1-34-28
  • アクセス:西武新宿線「新井薬師前駅」より徒歩約12分
  • 公式サイト哲学堂公園(外部リンク)

8. 桃園川緑道

中野区から杉並区の高円寺にかけてを流れていた桃園川を暗渠化し、その上を緑道として整備した約2.3キロの散策路です。季節の花が植えられている区間もあります。途中、車道を挟む箇所もあり、車両侵入を防ぐブロック等もあるので、初めての場合は同行援護の利用がおすすめです。カフェが点在しているので、休憩を挟んで探索することができます。

  • 住所:東京都中野区中央一丁目12番先から中野三丁目11番先まで
  • アクセス:JR「中野駅」から徒歩圏内の区間あり
  • 公式サイト桃園川緑道|中野区公式サイト(外部リンク)
ビル街にある公園で、白杖の男性一人と晴眼者の男性二人が笑いながらハンバーガーを食べている。

9. 江古田の森公園

西武池袋線江古田駅と西武新宿線沼袋駅の中間付近に位置する広い公園です。保存樹林や芝生広場があり、子ども連れから高齢者まで幅広い世代が利用しています。園内には遊歩道が整備され、バリアフリー対応のトイレも設置されています。季節によって変化する木々の様子を全身で楽しめるスポットです。


10. 山﨑記念・中野区立歴史民俗資料館

中野区の歴史や文化、民俗資料を収蔵・展示し、貴重な資料や古文書、民具などを通じて、地域の歴史や暮らしの変遷を学べる施設です。地域の方からは「れきみん」の愛称で親しまれています。庭園や茶室など野外展示もおすすめです。屋内展示には解説パネルや一部音声ガイドがあります。定期的に行われる企画展や講座も要チェックです。

  • 住所:東京都中野区江古田4-3-4
  • アクセス:西武新宿線「沼袋駅」より徒歩約10分
  • 公式サイト中野区立歴史民俗資料館(外部リンク)

さいごに

中野区には、サブカルチャーを堪能できる商業施設から自然豊かな公園、由緒ある神社やお寺、学びを深める資料館まで、幅広いジャンルのスポットがそろっています。視覚障害のある方も、同行援護のヘルパーと一緒にまわれば視覚情報も加わって、音や香り、人のにぎわいを含めて立体的に楽しめるはずです。ぜひ最新のイベント情報や各施設の利用案内をチェックして、充実した中野散策を計画してみてください。

もしほかにも「ここが良かった!」という中野区のおすすめスポットがありましたら、ぜひ情報をお寄せください!

記事内写真撮影:Spotlite
※記事内の写真はイメージです。紹介している「おでかけスポット」の写真ではありません。

Spotliteでは、視覚障害者の外出時にガイドヘルパーを派遣する障害福祉サービス「同行援護」の事業所を運営しております。利用者、ヘルパーともに、若年層中心の活気ある事業所です。余暇活動を中心に、映画鑑賞やショッピング、スポーツ観戦など、幅広いご依頼に対応しています。お気軽にお問い合わせください。

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※当事務所は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、および香川県に対応しています。

この記事を書いたライター

Spotlite編集部

Spotlite編集部は、編集長で歩行訓練士の高橋を中心に、視覚障害当事者、同行援護従業者、障害福祉やマイノリティの分野に精通しているライター・編集者などが協力して運営しています。

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