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国際障害者年

1981年が国際障害者年に当たる。障害者の社会生活の保障・参加のための国際的努力の推進を目的として 76年の第 31回国連総会で決定した。テーマは「完全参加と平等」。障害者は,その社会の生活と発展に全面的に参加し,他の市民と同様の生活条件を享受し,生活条件向上の成果を等しく受ける権利を持つ。また総会は初歩的医療保障,リハビリテーション,障害予防などに重点を置く行動計画を,国家・地域・国際的レベルで作成することを要請した。 82年の総会は「障害者に関する世界行動計画」を採択し,83~92年を「国際障害者の 10年」とした。さらに,92年 10月の国連総会では,毎年 12月3日を国際障害者の日とすることを宣言した。

引用:コトバンク