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弱視とロービジョン

弱視は、医学的弱視、社会的弱視、教育的弱視の3つに分類されます。 医学的に弱視とは、眼球に障害の原因となるような疾患がなく、視力低下の原因が視覚に関係する脳の発達によると考えられる状態を指します。斜視弱視、屈折異常弱視、不同視弱視、形態覚遮断弱視に分類され、小児期での対応で、視機能が上がることもよくあります。社会的弱視は、視覚障害はあっても、主に眼からの情報を使って生活できる状態をさします。教育的弱視は、視覚障害はあるものの主に視覚を用いた学習が可能な状態をいいます。 最近では、医学的弱視との混同を避けるため、社会的弱視、教育的弱視をロービジョンということがあります。

引用:国立障害者リハビリテーションセンター