点字ブロックは、正式名称を「視覚障害者誘導用ブロック」といいます。視覚障害者が足裏の触感覚で認識できるよう、突起を表面につけたもので、視覚障害者を安全に誘導するために地面や床面に敷設されているブロック(プレート)のことです。線状の誘導ブロックは進行方向を示し、点状の警告ブロックは危険箇所や誘導対象施設等があることを意味します。現在、日本では、「視覚障害者誘導用ブロック設置指針・同解説」や「道路の移動円滑化整備ガイドライン」に基づき、各自治体の条例等にしたがって点字ブロックが設置されています そして2012年(平成24年)、点字ブロックの国際規格は、日本のJISを基に定められ、現在では多くの国に広がっています。
引用:日本盲人会連合