図書館が提供する音訳サービスの一つで、朗読者が「目の代わり」となって指定された資料を読むサービスです。朗読者は図書館員やボランティアが務めます。対面朗読は、点字資料や録音資料に訳されていない資料を即座に利用したり、その場で質問できるという利点があります。日本では、1970(昭和45)年に東京都立日比谷図書館が公共図書館では初の障害者サービスとして対面朗読サービスを実施しました。その後,視覚障害者サービスの一つとして急速に広がり、新設される図書館には対面朗読室を設置することが一般的となっています。
参照:コトバンク