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あんま・鍼・灸

視覚障害者の就業者のうち、約3割があんま針灸に従事しています。3つの頭文字をとって「あはき」と呼ばれることもあります。 江戸時代に、全盲の杉山和一が世界初の視覚障害者教育施設とされる「杉山流鍼治導引稽古所」を開設したのをきっかけに、視覚障害者の専業といわれるほど多数の人があはきによって生計を立てるようになりました。これは世界にも例のないことで、明治時代に入り、西洋式の医療制度が導入され民間療法になってからも、盲学校の職業教育に取り入れられて、今日に至っています。しかし、晴眼業者の増加や無免許業者の横行、柔整師の保険不正請求などの課題も出てきています。

引用:日本盲人会連合