同行援護の
活用ストーリー
01日常的な運動で
プロフィール
手嶋さん
(埼玉県在住、30代男性)
手嶋さんは、会社員として勤務しながら、平日の夜や土日にランニングをしています。体調に合わせてペース配分や時間を調整しています。
見え方
明暗や物の動きが分かる程度のほぼ全盲
印象的なお出かけ
ランニング後の回転寿司でモバイルオーダーしたこと
感想
家の近くの公園でランニングしたあと、ヘルパーさんと一緒に回転寿司を食べに行きました。ヘルパーさんに手伝ってもらいながらモバイルオーダーを試してみると、自分一人でも注文できることがわかりました。新しくできることが増えると嬉しいですね。
02チームの活動で
プロフィール
葭原さん
(東京都在住、60代男性)
葭原さんは、陸上の走り高跳びと自転車競技でパラリンピックに出場し、複数のメダルを獲得した一流のアスリートです。現在もブラインドサッカーやサーフィンなど、幅広い競技で活躍しています。
見え方
明暗が分かる程度のほぼ全盲
印象的なお出かけ
ブラインドサッカーの遠征で全国の仲間と交流できること
感想
私が代表を務めるブラインドサッカーチームでは、晴眼者のサポーターにガイドヘルパーの受講を積極的にオススメしています。チームのメンバーがガイドヘルパーとして活動してくれると、競技への専門性と関係性があるかたばかりなので、安心して依頼することができています。また、ひとりではなかなか勇気の出ないことも、視覚障害のことを理解している仲間が一緒にいるだけでその壁がなくなり、みんなで様々なスポーツにチャレンジすることができています。
03初めての海外
遠征で
プロフィール
若生さん
(東京都在住、20代男性)
若生さんは、パラ陸上に取り組むアスリートです。日本記録を更新し、世界陸上への出場権を獲得しました。パリパラリンピックの出場に向けて日々トレーニングに励んでいる期待の選手です。
見え方
中心暗点があり、文字の読み書きは難しい。
印象的なお出かけ
中国への海外遠征
感想
2019年、中国で行われた国際大会にガイドヘルパーと一緒に参加しました。初めての海外遠征だったので、出国前の診断書の取得や旅行用品の買い物など、事前準備から同行援護を利用しました。中国にもガイドヘルパーが帯同してくれ、記録会では自己記録を更新することができました。