視覚障害

「ささやかなことで生活は変わります。視覚障害リハビリテーションの必要性を多くの人に知ってほしいです」吉野由美子さん

公園の桜の木の下で笑顔の吉野さんを撮影した画像。

視覚障害リハビリテーション協会広報委員で高齢視覚障害者リハビリテーション事例研究分科会代表の吉野由美子(よしのゆみこ)さんにお話を伺いました。 自身に目と足の重複障害がある吉野さんは、点字図書館の職員や大学教員として、長…

「誰もが住みやすい街は、視覚障害者も住みやすい街。地域の環境を整えることが何よりのロービジョンケアに」眼科医 澤崎弘美さん

澤崎さんが院内でアイパッドを指差している画像。

神奈川県横須賀市のいけがみ眼科整形外科で副院長を務める澤崎弘美(さわざきひろみ)さん。 開業医として、地域に根ざしたロービジョンケアを行っています。 クリニックでの相談会や地域を巻き込んだイベントの開催、さらには視覚障害…

「やりがいとかじゃなくて、楽しい~と感じることを続けていたら今になりました」櫻井悠乃さん

空を見上げている櫻井さんを撮影した画像。

今回インタビューしたのは、大学生の櫻井悠乃(さくらいゆうの)さんです。 中学生の時に福祉の道を志し、現在はガイドヘルパーとして活動するほか、ブラインドサッカーチームでコーラーとして活躍したり、盲ろう者の通訳介助も行ってい…

見えない世界を見に行こう ~2019日本点字図書館オープンオフィス~

日本点字図書館の入り口の画像。カラフルなオープンオフィスの看板が掲げられている画像。

11月9日土曜日~10日日曜日、東京都新宿区高田馬場の日本点字図書館でオープンオフィスが行われました。初日に伺った様子をお伝えします。

オープンオフィスとは、例年この時期に日本点字図書館で行われる最大のイベントです。
様々な体験コーナーや図書館の裏側を覗けるイベント、コーヒーの提供や豪華ゲストの講演、ミニコンサートなどプログラムが盛りだくさん。もちろん、わくわく用具ショップも営業中です。

それではブースごとに紹介していきます。

サングラスとどう違う?遮光眼鏡のおはなし

机の上に遮光眼鏡を2個置いている画像

視覚障害者」というと、トレードマークとして白杖や盲導犬を思い浮かべる方が多いと思います。それ以外のものというと、やはりサングラスでしょうか?病気や障害により、目の変形や変色などの外観を気にして隠すためにサングラスをする方もいれば、眩しさに極端に弱い「羞明」と言われる症状を改善するために、サングラスをかける場合もあります。

日本点字図書館にある「わくわく用具ショップ」

わくわく用具ショップのカウンターで職員さんが集まっている集合写真

今回は、東京都新宿区、高田馬場駅から徒歩5分のところにある日本点字図書館にお邪魔しました。入口入ってすぐ左にあるのが「わくわく用具ショップ」50年以上の歴史があり、約900の商品を取り扱う日本最大級の視覚障害者向け用具購買所です。定番商品から新商品まで、様々な機器や便利グッズを実際に体験したり購入でき、あっという間に時間が過ぎていきました。