視覚障害者

言葉でナビをする。道案内の先にある「ことナビ」が目指す社会とは。

実際の地図の上に、ことばの道案内を開いたスマホを写している画像

皆さん、「最寄り駅から自宅までの道のりを言葉だけで説明してください」と言われればどのように説明しますか?地図や画像の理解が困難な視覚障害者などを対象に、ことばの地図を制作しているのが、認定NPO法人ことばの道案内(東京都新宿区)です。首都圏を中心とした全国の各施設や駅構内の言葉の地図をWebサイトやアプリで公開しています。今回は活動の概要を紹介するとともに、代表理事の市川浩明(いちかわ ひろあき)さんに大切にしている思いや利用者からの反響などを伺いました。

「視覚障害者のことを知っている人たちの輪が少しずつ大きくなれば。」山口凌河さん

対面で話をしている山口さんをアップで撮影した画像。

今回は、先日公開したコラム「視覚障害者の友達が、突然一人暮らしを始めました。」に登場した山口凌河(やまぐち りょうが)さんのインタビューです。 山口さんは障害者スポーツのゴールボールに取り組み、日本代表として2020年の東京パラリンピックで活躍が期待されています。盲学校での価値観が変わった出会いやゴールボールの魅力、これからの目標などを伺いました。

当事者に聞いてみた vol.1 「視覚障害者になんて声をかけたらいいの?」

点字ブロックの上を歩く視覚障害者に声をかけている晴眼者を足元のみ撮影した画像

こんにちは、高橋です。私は歩行訓練士として2年間福祉施設に勤務し、ガイドヘルパーの仕事をして1年経ちました。まだまだ経験値は少なすぎますが、座学だけでは分からなかった視覚障害者との率直な思いに触れることがあります。そんな中から、多くの人に知ってほしいと感じた生の声を不定期にお届けします。たった1名の意見を大々的に取り上げるのは乱暴かもしれませんが、偽りのない視覚障害者の声であることも確かです。正解はないと思いますので、「このように考えている視覚障害者もいる」という一意見としてご覧ください。1回目は、街中で白杖を持っている人を見かけた時の声のかけ方について聞いてみました。みなさんならなんと声をかけますか?

視覚障害者の友達が、突然一人暮らしを始めました。

山口りょうがくんの清掃前の部屋。机やふとんの上に色々なものが散乱している画像。

こんにちは、栃木隆宏(とちぎたかひろ)です。私は、国立障害者リハビリテーションセンター学院の視覚障害学科で歩行訓練士の資格を取るために勉強しています。私の友達に、山口凌河くん(愛称:りょうが)という視覚障害者の友達がいます。視覚障害者スポーツのゴールボールに取り組んでおり、日本代表の一員として活躍が期待されています。そんな彼は今年の3月、大学を卒業して社会人になりましたが、昨年の11月という微妙なタイミングで突然一人暮らしを始めました。迫力あるゴールボールのプレーからは想像できない日常と、心境の変化をお伝えします。

全盲の私が同じ街に10年住んで気づいた地域のチカラ

バーでバーテンダーと常連さんと一緒に記念撮影をするはじさん

こんにちは、寺西一です。(写真左から2人目)私は生まれつきのロービジョンで、14歳の時、完全に視力を失いました。盲学校を経て一般大学に進学。現在はNPO法人で働いています。そんな私は、今の街に住み始めて今年で10年目です。街の人と家族のように関わる中で気づいた地域のチカラについてお伝えしたいと思います。

ライバルは同志だった。視覚障害者のやり投げ、3人で目指す世界の舞台。

北京グランプリの表彰式後、若生くんが1人でガッツポーズしている画像

こんにちは、高橋です。元号が変わってはや2か月が経ちました。令和になって最初の記事は、視覚障害者のやり投げに取り組む若生裕太(わこうゆうた)くんでした。
前の記事:元球児のやり投げ奮闘記 ~パラリンピックへの道~
今回はその続編です。若生くんは今年5月に行われた北京グランプリで日本記録を更新。約1か月後の日本パラ陸上競技大会では、自身の日本記録を約2m更新する54m25cmで優勝しました。

サウンドテーブルテニスの魅力

卓球台の上にラケットとボールが置かれている画像

こんにちは、ガイドヘルパーの下田です。
今回は視覚障害者向けの卓球、サウンドテーブルテニス(略称、STT)をご紹介します。私のSTTとの出会いは、ガイドとしてSTTの試合に同行したことがきっかけです。元々運動が苦手な私ですが、一緒にプレーすると、とても楽しかったのです。視覚障害者と晴眼者が一緒になってこんなに楽しめるものが、どうして全然知られていないのだろう。もっとたくさんの人に知って欲しい。もっと大勢の人にこの楽しさを広めたい!そういう思いから記事にすることにしました。

東京ヘレン・ケラー協会の点字図書館が行う新しい訓練のカタチ

東京ヘレン・ケラー協会の看板の横に立つ小倉さん

今回は、東京ヘレン・ケラー協会の点字図書館が行っている訓練事業のご紹介とスタッフで歩行訓練士の小倉芳枝さんへのインタビューです。国の法律に則った機能訓練などの正式な形ではない訓練をはじめとした柔軟な取り組みを、色々な事例を交えてお話いただきました。

「ライブに行きたいという気持ちが色んな葛藤を超えました」小林直美さん

笑顔でインタビューに答える小林さん

東京都内で、「テープ起こし専門」ブラインドライターズの一員として働く小林直美さん。福山雅治の大ファンで休日には1人でライブに出かけることもよくあるそうです。一般企業での勤務を経て今の働き方に出会うまでの経緯や行動力の源を伺いました。