ロービジョン

「たった0.05の視力低下。でも……」当事者として、支援者として、見えなくなることへの恐怖を体験して見えてきたこと

マンションのポストをスマートフォンで拡大して開錠する吉野さん

「私は何もわかっていなかったのだと実感しました」そう語るのは、45年間にわたって視覚リハビリテーション(ロービジョンケア)の普及活動に携わってきた吉野由美子さんです。きっかけは、視力が0.05低下したことでした。「たった…

いよいよスタート!ドラマ『ラストマン 全盲の捜査官』への期待を、視覚障害者で福山雅治ファンの小林さんが語る

明るい階段の前でスーツの上着を整える男性

「助けるんじゃない。ともに戦うんだ。」 いよいよ4月23日、日曜日夜9時から放送される連続ドラマ『ラストマン 全盲の捜査官』(外部リンク・TBS系列)には、こんなキャッチコピーが掲げられています。全盲のFBI捜査官が日本…

視覚障害者、MBAを取得する。ロービジョンのビジネスパーソンが経営大学院で見つけたキャリアと気持ちの変化とは

身振り手振りを交えて話す西川さん

「視覚障害者の職業選択」と聞いて、みなさんはどんなことを思い浮かべますか? 一般的にイメージされるのは、鍼灸マッサージ師や障害者雇用の事務作業などのいくつかの職種ではないでしょうか。そんな中、国内の経営大学院に通い、MB…

地域での高齢視覚リハの在り方を考える ~デイサービス施設管理者とロービジョン当事者のインタビューから~

舟越さんと吉野さん、おふたりの写真を左右に合わせたコラージュ写真。

前回、ご紹介した歩行訓練特化型デイサービス「エバーウォーク」見えにくさへの配慮を行うことで、他の利用者や職員に対しても良い影響があったそうです。 店舗管理者の舟越智之さんと、利用者でロービジョンの吉野由美子さんにこれまで…

ロービジョンの利用者へ配慮したデイサービス。具体的な工夫と想定外のよい影響とは?

エバーウォークの職員が利用者と話をしている画像。職員の背中にエバーウォークのロゴが入っている。

先日、東京都墨田区にある歩行訓練特化型デイサービス「エバーウォーク」へ見学に行きました。 エバーウォークは、以前インタビュー記事で取り上げた吉野由美子さんが通っているデイサービスの施設です。 吉野さんと職員が一緒に行った…