レーベル病

「在宅勤務は困りごともあるけれど…」企業の人事部で働く若手視覚障害者鼎談 〜後編〜

会議室でパソコンを見ながら3人が議論しているイラスト

前回に引き続き、企業の人事担当者として障害者採用に携わり、自身も視覚障害のある手嶋さん・村竹さん・森さんの3名に話を伺いました。 「当事者コミュニティは、今障害がある人のためだけではない」 企業の人事部で働く若手視覚障害…

「当事者コミュニティは、今障害がある人のためだけではない」 企業の人事部で働く若手視覚障害者鼎談 〜前編〜

会議室でスーツの男性3人が話し合っているイラスト

働くことは生計を立てるためという側面もありますが、自分のやりたいことを実現できたり、他者や社会と関わる大切な窓のようなものでもあります。障害がありながら働くことは、働くことの楽しみもある一方で、独特の悩みもあるかもしれま…

「視覚障害者のことを知っている人たちの輪が少しずつ大きくなれば。」山口凌河さん

対面で話をしている山口さんをアップで撮影した画像。

今回は、先日公開したコラム「視覚障害者の友達が、突然一人暮らしを始めました。」に登場した山口凌河(やまぐち りょうが)さんのインタビューです。 山口さんは障害者スポーツのゴールボールに取り組み、日本代表として2020年の東京パラリンピックで活躍が期待されています。盲学校での価値観が変わった出会いやゴールボールの魅力、これからの目標などを伺いました。

視覚障害者の友達が、突然一人暮らしを始めました。

山口りょうがくんの清掃前の部屋。机やふとんの上に色々なものが散乱している画像。

こんにちは、栃木隆宏(とちぎたかひろ)です。私は、国立障害者リハビリテーションセンター学院の視覚障害学科で歩行訓練士の資格を取るために勉強しています。私の友達に、山口凌河くん(愛称:りょうが)という視覚障害者の友達がいます。視覚障害者スポーツのゴールボールに取り組んでおり、日本代表の一員として活躍が期待されています。そんな彼は今年の3月、大学を卒業して社会人になりましたが、昨年の11月という微妙なタイミングで突然一人暮らしを始めました。迫力あるゴールボールのプレーからは想像できない日常と、心境の変化をお伝えします。

ライバルは同志だった。視覚障害者のやり投げ、3人で目指す世界の舞台。

北京グランプリの表彰式後、若生くんが1人でガッツポーズしている画像

こんにちは、高橋です。元号が変わってはや2か月が経ちました。令和になって最初の記事は、視覚障害者のやり投げに取り組む若生裕太(わこうゆうた)くんでした。
前の記事:元球児のやり投げ奮闘記 ~パラリンピックへの道~
今回はその続編です。若生くんは今年5月に行われた北京グランプリで日本記録を更新。約1か月後の日本パラ陸上競技大会では、自身の日本記録を約2m更新する54m25cmで優勝しました。

元球児のやり投げ奮闘記 ~パラリンピックへの道~

大会後、記録証を手に記念撮影する若生くん

こんにちは、高橋です。元号が変わって最初の記事は、令和時代に活躍が期待される若手アスリートの奮闘記です。
視覚障害のやり投げに取り組む若生裕太(わこうゆうた)くんが、5月10日から12日まで開催されるパラアスリートの陸上大会「第7回 中国オープン選手権大会 / ワールドパラアスレティクス グランプリ大会(北京)」に参加してきます。